RISCAD Update – 2017年7月第3週【週刊化学災害ニュース】

2017/7/14 16:00 - 7/21 16:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2017年07月25日 11時00分

*2017/7/15発生の、埼玉・オートレース場のタイヤ研磨室のダクト付近で火災
:タイヤの削りかすを吸い込むダクト内に溜まった削りかすが自然発火
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9005

*2017/7/15発生の、姫路・製鉄所の薄板製造工場の排気施設で火災
:鉄板製造の際に発生する塩素を水蒸気から除去するための排気施設の火災
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9006

*2017/7/17発生の、中国・高速道路でトラック同士が衝突して爆発
:衝突したトラックの積み荷の塗料の成分に何かの原因で着火
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9007

*2017/7/18発生の、台湾・飲食店でガス爆発
:ガスボンベの不適切な扱いまたは移動が原因か
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9008

 7/16夕刻に、埼玉県上尾市の祭り会場で突風が吹き、露店が飛ばされるという事故が起きました。
 調理用油を使って調理した食品を販売していた露店で、熱せられた油が入った入れ物が倒れて油が飛散し、店主と来場者の10名がやけどを負いました。また、1名が打撲で軽傷を負いました。
 同じ頃、隣接する埼玉県桶川市の祭り会場でも強風で露店のテントが倒れ、調理用油で1名がやけどを負いました。

 当時周辺には竜巻注意情報が出ていたとのこと。

 みんなが楽しみにしている祭りの中止・延期は主催者にとって大変な決断だとは思いますが、異常気象続きの現代では様々なリスクを考え、勇気ある決断も必要となってくるのかもしれません。

さんぽニュース編集員 伊藤貴子