RISCAD Update – 2017年11月第3週【週刊化学災害ニュース】

2017/11/10 16:00 - 11/17 16:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2017年11月22日 10時00分

*2017/11/08発生の、青森・高校の化学実験室でぼや
:実験用薬品は薬品庫に入れて施錠していた。薬品の発火の可能性?
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9111

*2017/11/08発生の、秋田・製紙工場でボイラのメンテナンス中に廃液が飛散
:同工場ではパルプの製造工程で出る水酸化ナトリウムを含む廃液をボイラの燃料として再利用していた
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9112

*2017/11/11発生の、埼玉・化学工場の貯蔵タンクから塩化銅が流出
:流出した塩化銅が地下排水管を通って河川に流出し、河川の水が青緑色に変色。魚などが多数死ぬ
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9113

*2017/11/13発生の、静岡・橋桁の塗装作業中に一酸化炭素中毒
:板で囲われた風通しの悪い通路内で発電機を使用して作業していた
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9114

 上記、埼玉の化学工場の貯蔵タンクからの塩化銅流出の事故ですが、影響で川の魚や水棲生物が100匹以上死にました。

 なぜか11月は魚受難の月です。

日付
11/7 静岡の水路で魚1,000匹以上が死ぬ
(調査の結果、水質に異常はみられなかった)
11/8 東京の水族館で魚類1,235匹が死ぬ
(一部の生物の治療のため薬品を投入した翌日、原因は酸欠)
11/9 宮城の川で魚約500匹が死ぬ
(橋の架け替え工事で水位が低下するなどし、酸欠)
11/11 上記事故 埼玉の川で魚など100匹以上が死ぬ
(化学工場から流出した塩化銅が河川に流れ込んだのが原因)
11/13 東京と神奈川の間を流れる川で魚500匹以上が死ぬ
(調査の結果、水質に異常はみられなかった)

 原因がはっきりしているものもありますが、水質に異常がない水路や河川で魚が大量死したのはいったいなぜなのでしょうか。

 

さんぽニュース編集員 伊藤貴子