RISCAD Update – 2017年11月第4週【週刊化学災害ニュース】

2017/11/17 16:00 - 11/24 16:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2017年11月29日 10時00分

*2017/11/15発生の、茨城・ゴルフ場施設で浴槽の水漏れ点検中に酸欠
:狭い点検用通路での事故。作業員2名が死亡。死因は低酸素性窒息死だが、全身にやけども負っていた
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9117

*2017/11/20発生の、米国・天然ガスパイプラインで爆発、火災
:パイプラインが何かの原因で破裂し、漏洩したガスに着火
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9118

*2017/11/21発生の、愛知・ごみ焼却施設のごみ貯留ピットで火災
:貯留ピットに発火性物質が混入していた可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9119

*2017/11/24発生の、佐賀・電気製品工場の樹脂加工設備で火災
:樹脂を固めるための機械につながるダクトが焼ける
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9120

 私は狭いところが大変苦手です。

 上記、茨城のゴルフ場での事故のニュース、想像するだにゾッとしました。

 この事故が起きた点検用通路、入り口はクラブハウス内入浴施設の脱衣所の床にありその大きさは50cm角、通路自体も幅約60cm、高さ約70cmで、しかも浴槽に送る湯の配管や水道管が通っていたというのです。

 そこに2名で入って点検するとは、とても窮屈な作業だったことでしょう。亡くなったお二人のご冥福をお祈りいたします。

 また、アルゼンチン海軍の潜水艦(乗組員44名)がアルゼンチン沖で消息を絶ちました。消息を断つ前にバッテリの不具合の連絡があり、その後爆発があったようなのですが、バッテリ放電時に発生した水素の爆発の可能性があるようです。

 もし、潜水艦が無事であり、酸素補給ができていたとしても、酸素は7-10日しかもたないそうです。すでに消息を絶ってから約2週間が経過しており、乗組員の生存は絶望視されています。薄れゆく空気の中、乗組員44名を乗せてさまよう潜水艦、想像することさえ辛いです。

さんぽニュース編集員 伊藤貴子