RISCAD Update 2018年2月第2週【週刊化学災害ニュース】

2018/02/02 12:00 - 2018/02/09 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2018年02月14日 11時30分

*2018/01/31発生の、北海道・木造の自立支援施設で火災
:16名の入居者中11名が死亡。防火体制に問題があった可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9169

*2018/02/11発生の、青森・核燃料再処理工場で除雪作業中のドラム缶破損で灯油流出
:軽油約200L流出。土壌汚染なし
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9170

*2018/02/05発生の、中国・爆竹工場倉庫で爆発
:春節で使用する爆竹が大量に保管されていた可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9171

*2018/02/08発生の、和歌山・化学工場のベンゼン貯蔵タンクで火災
:農薬や界面活性剤を製造する工場でのタンク火災
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9172

*2018/02/08発生の、福島・原子力発電所の冷凍機室で火災
:モニタリングポストの値に変化なし。送風機のモータが焼けた可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9173

今年1/6に上海沖で発生したパナマ船籍の石油タンカーと中国船籍の貨物船の衝突による火災ですが、タンカーは1/14に日本の排他的経済水域内で沈没したとのことです。その後も船の燃料の重油および積載していたコンデンセート油の流出による海洋汚染は続いているとのこと。

2/1には奄美大島に、2/2には喜界島に重油らしきものが漂着し、上記事故で流出した重油である可能性もあるとのこと、また、コンデンセート油はガソリンに近いため、揮発性が高く、日本列島に漂着の可能性は低いとの海上保安庁の発表がありました。

いずれにせよ、海洋生態系などに大きな影響が出ないことを祈ります。

参考:海上保安庁「奄美大島等における油状物関連情報」

さんぽニュース編集員 伊藤貴子