RISCAD Update 2018年4月第4週【週刊化学災害ニュース】

2018/04/20 12:00 - 2018/04/27 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2018年05月09日 10時00分

*2018/04/19発生の、佐賀・化学工場のニッケル粉末製造棟で火災
:コンデンサなどの電子部品の材料となるニッケル粉末を製造する工場
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9213

*2018/04/20発生の、埼玉・走行中の道路作業車両で爆発、火災
:事故車両は、ニーダ車と呼ばれる、アスファルトライン材の溶融式ペイントをLPガスバーナで溶融、撹拌する機器を携えた車両
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9214

*2018/04/21発生の、チリ・病院でガス爆発
:配管から可燃性ガスが漏れて着火した可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9215

*2018/04/25発生の、インドネシア・油井で原油採掘中に爆発、火災
:違法採掘の油井。原油の回収に来た近隣住民が吸っていたタバコが原因の可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9216

*2018/04/25発生の、富山・自動車部品工場で火災
:機械から出火し、保管していたマグネシウムに着火した可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9217

*2018/04/26発生の、埼玉・高校で化学の実験中に二酸化硫黄中毒
:生徒が実験手順を誤り、二酸化硫黄が発生した可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9218

今年のゴールデンウィークは5/1-2をお休みすれば9連休とのことでしたが、みなさまいかがお過ごしになられましたか?私は近場で食い道楽の日々でした(主に麺類)。しばらく節制しなくてはと思っているのですが、果たして・・・。

さて、ゴールデンウィーク明けというと、昨年のこの時期、中学校の理科の授業で硫化鉄、硫化水素関連の実験中に生徒たちの体調不良が相次いだことが思い出されます。「RISCAD」で取り上げた事例を振り返ってみたいと思います。

 2017/05/02 広島・中学校で理科の実験中に体調不良

 2017/05/10 大阪・中学校で理科の実験中に硫化水素で体調不良

 2017/05/19 長野・中学校で理科の実験後に硫化水素で体調不良

 2017/05/25 長野・中学校で理科の実験中に体調不良

 2017/05/25 埼玉・中学校で理科の実験中に硫化水素で体調不良

 2017/05/31 長野・中学校で理科の実験後に体調不良

昨年はとりわけ多かった印象がありますが、同様の事故を繰り返さないために、教育に携わる方々にも「RISCAD」での上記事例や、「さんぽのひろば」での過去記事を参考にしていただき、実験手順の再確認、生徒たちへの適切な指導を行っていただきたいと願っています。

参考記事:
教育現場での理科の実験中の事故について【週刊化学災害ニュースまとめ】2017年下半期のニュースから RISCAD LookBack
中学生に実験の経験は必要ないのか?【注目の化学災害ニュース】2017年5月のニュースから RISCAD Close UP

併せて読んでいただきたい記事:
理科の実験における教諭への安全教育の重要性【注目の化学災害ニュース】2017年9月のニュースから RISCAD Close UP
実験中の事故がなくならない(1)【Dating Chemistry 人と化学のランデヴー】by 若倉正英

さんぽニュース編集員 伊藤貴子