RISCAD Update 2018年10月第5週-11月第1週【週刊化学災害ニュース】

2018/10/26 12:00 - 2018/11/02 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2018年11月07日 10時00分

*2018/10/25発生の、愛知・鉄鋼工場の電気炉で水蒸気爆発
:電気炉でスクラップを溶かして鋼を作る工程で、何かの原因で水が加わり水蒸気爆発が起きた可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9338

*2018/10/27発生の、神奈川・玩具部品工場で火災
:工場は1階が倉庫、2階が作業場で、出火原因との関係は不明だが、業者が壊れた看板の撤去作業中であった
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9339

*2018/10/28発生の、中国・工業団地内の倉庫で火災
:倉庫には機械用の潤滑油や樹脂などが保管されていた
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9340

*2018/10/28発生の、青森・金属粉末製造工場の作業室で爆発
:金属粉末と樹脂を混合する作業中の爆発
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9341

*2018/10/31発生の、東京・雑居ビルの屋上でダクト火災
:ビル2階の焼肉店の壁から繋がる屋上ダクトの火災。エンジンカッタでダクトを切断し、内部に放水して消火
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9342

*2018/11/01発生の、新潟・運転停止中の原子力発電所の地下トンネルでケーブル火災
:放射線管理区域外の地下トンネル内のケーブルの継ぎ目が溶けた。消防が火災と判断した
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9343

昨年8月に、業務用冷蔵庫修理販売業者の社長が、業務用冷蔵から回収したフロンガスを不正に処理したとして、今月1日、高圧ガス保安法違反の疑いで書類送検されました。

これは事件なので、RISCADでの概要のまとめは行なっていないのですが、つい目がいってしまう事件です。この社長が行ったフロンガスの不正処理とは、どんなことだったのでしょうか。

社長は、廃品の業務用冷蔵庫から回収したフロンガスを、再充塡して使用することが禁止されているスプレー缶に充塡し(この行為が「高圧ガス保安法違反」にあたります)、車のクーラーガスとして再利用していたとのこと。

本来、正規の回収容器があるのですが、それを手に入れるのが面倒でこの行為を過去にも行い、そして内圧に耐えられなくなったスプレー缶が破裂し、自らの足に24針縫う重傷を負い、違法行為が発覚しました。

冷蔵庫の冷媒であるフロンガスを車のクーラーの冷媒に転用していたということ。さて、フロンガスが冷媒であるというイメージはありますが、冷媒とは何なのでしょう?

「冷媒」についてはいずれRISCAD CloseUP のコーナーで取り上げたいと思います。

 

さんぽニュース編集員 伊藤貴子