RISCAD Update 2019年1月第5週【週刊化学災害ニュース】

2019/01/25 12:00 - 2019/02/01 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2019年02月06日 16時00分

*2019/01/20発生の、宮城・停泊中の貨物船から燃料移送中に海に漏洩
:漏洩した燃料の重油が、港湾からノリ養殖施設方面に流出して被害が出た
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9400

*2019/01/26発生の、佐賀・牛舎で重機から火災
:牛舎内で重機を使用中に何かの原因で重機から出火した可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9401

*2019/01/28発生の、栃木・樹脂加工工場で火災
:工場は休業日で無人であった。建屋内には樹脂加工製品が保管されていた
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9402

*2019/01/29発生の、東京・大学実験室の排気装置で揮発性物質の爆発、火災
:実験中に排気装置の電源を切り替えた際、何かの原因で放電し、揮発性物質を含む可燃性ガスに着火した可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9403

*2019/01/29発生の、愛知・リサイクル工場でガス爆発
:家電製品などのリサイクル工場。廃棄物の中にガスボンベが混入していた可能性
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9404

*2019/01/31発生の、京都・工業用薬品工場ではんだ原料製造中に火災
:釜にトルエン、水、塩酸、亜鉛などを入れて加熱し、はんだ原料を製造していた
https://riscad.aist-riss.jp/acc/9406

2/1、三重県四日市市のガソリンスタンドでガソリンが混入した灯油を販売した可能性があり、回収を呼びかけているという発表がありました。

消防の調べでは、1/23にタンクローリーからガソリンスタンドのタンクに灯油を給油した際に、先に荷卸ししたガソリンの残油処理が不十分で、配管内に残っていたガソリンが誤混入した可能性があり、1/29の資源エネルギー庁の抜き取り検査(巡回検査)で、同店で販売していた灯油の引火点が通常の灯油より低かったことで発覚したそうです。幸い灯油に混入したガソリンが、配管内に残していたものということで少量であり、灯油の物性が大きく変わっていなかったこともあってか、今回の誤混入を原因とした火災などの事故は今のところ発生していないようですが、残りの灯油も無事に回収されることを祈ります。

三重県内では昨年12月にもガソリンが誤混入した灯油が販売される事故がありました。

2018/12 三重(津市)・ ガソリンスタンドでガソリンが混入した灯油を販売

この時も幸い事故などはなく、販売した全ての灯油が回収されたとのことでした。偶然同じ三重県内で起きた誤混入事故かとは思いますが、気になるところです。

さんぽニュース編集員 伊藤貴子