RISCAD Update 2019年8月第3週【週刊化学災害ニュース】

2019/08/09 12:00 – 2019/08/16 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2019年08月21日 10時00分

(現在、RISCADはリニューアルのため公開停止中です)

*2019/08/01発生の、島根・醤油会社のタンクから重油が流出
:タンクに入った重油約1,000-1,200Lの漏洩事故。重油は排水路を経由して周辺の河川に流出した。同社は約30年前から同タンクを使用していたが,消防に設置の届出をしておらず、タンク設置の条件である防火扉や通気口を設置していなかった

*2019/08/09発生の、北海道・自衛隊訓練場で演習用地雷が海に流出
:流出したゴム製演習用地雷は、重さ約9kgの72式型が37個、重さ約9.5kgの92式型が5個で、いずれも演習用で火薬は入っておらず、爆発の恐れはなかった。海上からの侵攻を想定して砂浜に地雷を敷設する訓練後、隊員が地雷を回収中に想定を超える高波にさらわれた

*2019/08/09発生の、高知・花火大会で筒ばねの破片による観客の負傷
:煙火玉が打揚がらず、筒の中で爆発し、金属製発射筒の約20cm四方の破片が打揚地点から約200m離れた川の対岸に飛んだ。見物客1名の頭部に当たり、前頭部の皮膚が約3cm欠損する重傷を負い、皮膚移植手術を受けた

*2019/08/10発生の、タンザニア・タンクローリが横転して爆発
:ガソリンを積載したタンクローリが事故で横転し、漏洩した積荷のガソリンに何かの原因で着火した可能性がある。ガソリンを回収するために集まった近隣住民や通行人ら130名以上が死傷

*2019/08/10発生の、東京・花火大会で打上花火が低空開発および異常飛翔
:何かの原因で打揚煙火が立入禁止区域内で低空開発し、煙火星数個が立入禁止区域外まで飛散した可能性。飛散した火花が立入禁止区域の外にいた通行人1名の右手首に当たり、やけどで軽傷を負った

*2019/08/14発生の、北海道・牧場火災で牛が焼死
:牛舎を含む3棟が全焼。牛舎にいた牛約90頭が焼死した。牛舎に隣接する事務所が火元の可能性

天気予報では、天気図上に太平洋高気圧と秋雨前線との共存を確認できることから、夏と秋のせめぎ合いという言葉が聞かれるようになってきました。暑さは和らいで行くとは思われますが、そうは言ってもまだまだ厳しい残暑が続くと予想されます。

思えば私の住むつくばでは、梅雨の間は比較的涼しかったものの、梅雨明け以降は雨らしい雨が降らない期間がしばらく続きました。この期間はとにかく暑かったです。

さて、つくばという地域は車社会ゆえ、基本的には、仕事に行くにも買い物に行くにも車で移動しています。

今夏、とある日のお昼、車に乗り込んだら、車載の外気温度計が40℃を表示していた日がありました。これは外気温度を感知するセンサー付近が、日当たりやアスファルトの照り返し等の関係で、40℃もの高温になっていたということを意味しているかと思いますが、ということは、車内の温度は一体何度になっていたのでしょう。外気温度より高いのはいうまでもありません。車に乗り込むとシートもハンドルもかなりの高温になっていました。

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)のテストによると、真夏の外気温度35℃の炎天下で車を停車してエンジンを切ると、車内は約30分で45℃になり、その後時間の経過によって最高55℃のまで上昇したとのことです。(テスト条件等の詳細はリンク先(クルマ何でも質問箱「晴天下(炎天下)のクルマの室内はどのくらい温度が高くなりますか? 夏編」)をご参照ください。)

さて、それほどの高温になる自動車内ですが、プライベートスペース感もあるため、荷物を積んでおいたり、小物を置いておいたり、荷物を置いたまま財布だけを持って買い物に行ったりすることがあるのではないでしょうか?

何気なく車内に積んだままにしてあるもの、置いたままにしてしまうものの中でも、加熱されると危険な現象が起きる物質があるのです。果たしてそれはどんなものでしょうか。みなさんの身の回りにあるものが危険である可能性があるのです。

長くなりましたので、この続きはまた来週水曜日のこのコーナーにて。

参考情報:(一般社団法人日本自動車連盟)サイトより引用
クルマ何でも質問箱「晴天下(炎天下)のクルマの室内はどのくらい温度が高くなりますか? 夏編」

さんぽニュース編集員 伊藤貴子