RISCAD Update 2020年6月第5週-7月第1週【週刊化学災害ニュース】

この度の令和2年7月豪雨の影響により被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。

2020/06/25 12:00– 2020/07/03 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2020年07月08日 10時00分



*2020/06/25発生の、福岡・粗大ごみ処理施設で火災
:施設2階に設置された、破砕した粗大ごみを焼却施設に送るベルトコンベア付近から出火した可能性。施設の損傷のため、市は当面の間の粗大ごみの受入を停止した

*2020/06/26発生の、大阪・工事現場のクレーン車が倒れ住宅で火災
:建物の解体工事中のクレーンが鋼製のくいを抜く作業中にバランスを崩して倒れ、付近の木造2階建ての住宅を直撃して火災が発生。同住宅が屋根から1階部分にかけて激しく損壊し、中にいた住民の子ども1名が腕に打撲で軽傷

*2020/06/28発生の、大阪・自動車整備工場で火災
:自動車整備工場の工場兼倉庫の建屋での火災。ガスボンベや電気コードが置かれていた倉庫部分から出火した可能性。自動車や水上バイクなど計10台が焼けた

*2020/06/29発生の、埼玉・牧場で厩舎の火災
:販売用の馬や預託された馬の飼育を行っている牧場の厩舎での火災。飼育していた馬約60頭のうち、3頭が焼死

*2020/06/30発生の、イラン・診療所で爆発、火災
:診療所地下に保管されていた酸素ボンベが爆発に関係している可能性。19名が死亡し、14名が負傷した

*兵庫・ビール工場で乾燥機の火災
:ビールの搾りかすを乾燥させるための直径約1m、高さ約8mの円筒形の乾燥機の火災。乾燥機内部から出火した可能性


先週お知らせした6/23発生の、岐阜・大学の厩舎で火災に続き、上記6/29発生の、埼玉・牧場での厩舎火災と、馬受難の6月となりました。

埼玉の厩舎では約60頭の馬を飼育しており、火災の発生を受け、牧場経営者が馬を避難させるために馬を放したということです。そして10数頭が牧場外に逃げだしたようなのですが、翌朝には全頭が牧場に戻ったというのです。

馬はなぜ牧場に戻ったのか、戻れたのか、しかも全頭が。個人的にとても気になりました。

そこでちょっと馬の習性を調べてみたのですが、なんと、馬はとても帰巣本能が強いそうです。まさか常日頃牧場外に馬を離していて、周囲の道を覚えていたというわけではないだろうと思ったので、帰巣本能が強いということで納得しました。

そういえば6月はもう一件、馬に関するニュースを耳にしました。

こちらは都内の競馬場から競争馬が逃走したというものでしたが、なんとその後、近くの水深約12mの運河に飛び込み、対岸まで泳ぎ切ったそうです。犬掻きならぬ馬掻きがあるかは不明ですが、この馬は約480kgの体重で、対岸までの約150mを泳ぐのに15分ほどかかったそうです。

話は火災から少し外れましたが、今週はこれにて。
さんぽニュース編集員 伊藤貴子