RISCAD Update 2020年9月第4週【週刊化学災害ニュース】

2020/09/18 12:00– 2020/09/25 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2020年10月01日 11時00分



*2020/09/20発生の、ソロモン諸島・非政府組織で調査中の不発弾が爆発

:第二次世界大戦中に投下された不発弾の位置を特定してデータベースを作成する非政府組織(NGO)の建物での爆発事故。調査のため建物内に置かれていた不発弾が爆発した可能性。職員2名が死亡

*2020/09/20発生の、広島・機械部品工場で火災

:工場内の大型冷凍庫やロッカーなどが焼けた。工場は稼働しておらず、無人であった

*2020/09/21発生の、福岡・産業廃棄物処理工場の倉庫で火災

:工場は休業日であったが、午前中に従業員が作業を行い、その後は無人であった。焼却炉から出火し、倉庫に延焼した可能性。倉庫約1,300平方mがほぼ全焼

*2020/09/22発生の、埼玉・解体会社の資材置場で火災

:敷地内の鋼製コンテナが全焼し、プレハブ造平屋建ての事務所が焼けた。工場は無人で、コンテナ内には解体後の資材や道具類が保管されていた

*2020/09/22発生の、石川・解体会社の資材置場で火災

:工場が全焼し、近くのプレハブ造倉庫に延焼して、計3棟約110平方mが全焼。別のプレハブ造倉庫の窓ガラスが破損した。トイレ付近で電気系統の不具合が起きた可能性

*2020/09/24発生の、佐賀・原子力発電所で仮設電源盤ケーブルから火災

:9/18から定期検査中の原子炉建屋付近に設置されていた、定期検査作業用の電源供給のための仮説電源盤に接続されたケーブルから出火した可能性。定期検査中の原子炉と運転中の別の原子炉への影響はなく、放射性物質の漏洩もなかった


先週、石川県の飲食店で火災が起きました。
2020/9/21 石川・飲食店の厨房で内壁から火災
木造2階建ての飲食店の1階の厨房で火災が起きた。消防が約1時間後に消火したが、同店舗が半焼した。同店舗内には客や従業員ら数10名がいたが、全員避難してけが人はなかった。警察と消防の調べでは、同厨房内のガスコンロの熱で壁が熱せられ、内壁部分から出火した可能性がある。
この火災、ガスコンロの熱で壁が熱せられて内壁部分から出火したとのことですが、内壁と聞いて、かつて同じく飲食店で起きた火災を思い出しました。

その火災は、2017/8/3に東京の老舗ラーメン店で起きました。

今回の石川での火災の原因はまだはっきりしていませんが、2017年の東京の火災では、「伝導過熱」が原因の可能性があったとのことでした。

その火災について、RISCAD CloseUPでとりあげた記事がありますので、よろしければご一読ください。

光る板の向こう側:築地の場外市場内のラーメン店火災【注目の化学災害ニュース】2017年8月のニュースから RISCAD CloseUP
さんぽニュース編集員 伊藤貴子