RISCAD Update 2021年3月第5週-4月第1週【週刊化学災害ニュース】

2021/03/26 12:00– 2021/04/02 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2021年04月07日 10時00分



*2020/03/27発生の、大阪・段ボール工場で溶接作業中に火災

:工場は休業日で、別の業者の作業員が工場内で溶接作業などを行っていた。溶接の火花でパレットに着火し、延焼した可能性。工場延べ約8,800平方mと3階建ての事務所延べ約670平方mが全焼

*2021/03/28発生の、インドネシア・製油所で貯蔵タンクの爆発、火災

:生産量1日約13万バレル(約20,000kL)の製油所での事故。72基の貯蔵タンク中、4基が焼けた。当時の天候は雷を伴う大雨で、落雷が原因の可能性

*2021/03/29発生の、東京・大学の研究室で火災

:大学は春期休暇中で、同研究室で実験は行われておらず無人であった

*2021/03/29発生の、茨城・核融合研究所の実験棟で機器の通電試験中に火災

:超電導コイル電源の通電試験中に、交流接地断路器が過電流で発煙した可能性。実験棟は放射線管理区域外で、放射性物質の漏洩はなかった

*2021/03/30発生の、北海道・場外市場の水産会社の食堂の厨房で火災

:水産会社1階の食堂の厨房で従業員がフライヤで調理中、目を離したすきに油から出火した可能性。また、従業員が消火時に火が出た油に水をかけたことで、被害が拡大した可能性

*2021/04/01発生の、愛知・アルミニウム加工工場の資材置場で金属片などの火災

:金属片などが野積みされた資材置場での火災。アルミニウム切削屑が焼けたため、放水による消火ができず、砂をかけるなどして消火を行い、約68時間後に消火


3月第2週のこのコーナーで、ワカサギ釣り中の一酸化炭素中毒の事故事例から、みなさんの日常生活やレジャー関する事柄について「危険予知トレーニング(KYT)」を実践してみることをお勧めいたしました。

KYTをより身近なものに感じてもらうために、明日更新のRISCAD CloseUP「危険予知トレーニング(KYT)のススメ その1」と題し、写真をもとにKYTを実践したいと思います。みなさんもぜひ一緒にチャレンジしてみてください。
さんぽニュース編集員 伊藤貴子