RISCAD Update 2021年7月第5週【週刊化学災害ニュース】

2021/07/21 12:00– 2021/07/30 12:00時点までのニュースファイルをお送りいたします。

投稿日:2021年08月04日 10時00分



*2021/07/22発生の、茨城・廃品回収業者の金属資材置場で火災

:金属資材置場に積まれた使用済みのリチウムイオン電池や廃家電など約50tが焼け、木造平屋建ての倉庫3棟が焼けた

*2021/07/23発生の、兵庫・地下工事で発電機使用中に一酸化炭素中毒

:信用金庫の地下で漏水防止工事を行っており、発電機を使用していた。換気不足のため排気ガスが滞留して、一酸化炭素中毒が起きた可能性。作業員5名が体調不良で病院に搬送され、入院

*2021/07/23発生の、兵庫・金属製品工場の製品倉庫で火災

:休日の工場の無人の倉庫での火災。倉庫内にあった電車の部品など約100平方mが焼けた

*2021/07/23発生の、熊本・火力発電所でボイラの蒸気漏れによる発電停止

:石炭を燃料とする火力発電所で、ボイラへの補給水量の増加と、ボイラ内部からの異音により、ボイラの蒸気漏れの可能性があると判断され、約3時間半後に運転を停止

*2021/07/26発生の、兵庫・化学工場で塩酸でレアメタル溶解作業中に爆発

:レアメタルの入ったタンクに塩酸を入れて溶解する作業中に爆発が起きた可能性。従業員1名がやけどで重傷、2名が軽傷

*2021/07/27発生の、ドイツ・廃棄物処理施設の廃棄物処理施設での事故。溶剤貯蔵タンクで爆発、火災

:工業団地内の溶剤貯蔵タンク内の溶剤に着火した可能性。2名が死亡、5名が重体、26名が負傷し、複数名が行方不明


上記、7/22に茨城の廃品回収業者の金属資材置場で火災が発生し、積まれていた金属資材約50tが焼けたということです。

この事故では、現場に積まれていた金属資材に、使用済みのリチウムイオン電池や廃家電が含まれていたということではありますが、出火の原因は不明です。

使用済みのリチウムイオン電池といえば、近頃、特にその廃棄時の火災をよく耳にします。

前回のRISCAD CloseUPでは、「リチウムイオン二次電池が関連する事故を防ぐためにー使用編ー」と題して、その使用等における注意点に触れました。

明日更新予定のRISCAD CloseUPでは、「リチウムイオン二次電池が関連する事故を防ぐためにー廃棄編ー」と題し、リチウムイオン二次電池の廃棄の際に気をつけたいことについて触れたいと思います。

さんぽニュース編集員 伊藤貴子